介護職員の採用はなぜ難しい?人材不足の現状と採用を成功させる5つのポイント・成功事例を徹底解説!
高齢化が急速に進む日本において、介護施設・事業所における「介護職員の人材不足」は、もはや経営の死活問題となっています。多くの施設の採用担当者や経営者が、「求人を出しても全く応募が来...
ジョブジョブ 転職ノウハウ
日本の介護業界において、かつてないほど深刻な「人材危機」が現実のものとなっています。厚生労働省が公表した最新のデータによると、全国の介護職員数は前年比でわずか「487人」しか増加していません。200万人を超える巨大な産業において、この数字は誤差に等しく、実質的に人員増がストップした「頭打ち」の状態であることを意味しています。
一方で、高齢化は待ったなしで進行しており、介護を必要とする人々は日々増加しています。「求人を出しても人が来ない」「現場の疲弊で離職が止まらない」と悩む介護事業所の経営者や管理者にとって、これまでの「人をとにかく増やす」という戦略はもはや通用しなくなっています。
本記事では、最新の介護職員数データが示す残酷な現実を紐解きながら、この絶望的な人材不足を乗り越えるための具体的な解決策として注目を集める「定期巡回・随時対応型訪問介護看護(定期巡回サービス)」について詳しく解説します。現状の課題を正しく把握し、次世代の介護モデルへといかにシフトしていくべきか、その道筋を示します。
目次
厚生労働省が発表した「介護サービス施設・事業所調査」によると、2024年10月1日時点の全国の介護職員数は212万6,227人でした。前年からの増加数はたったの「487人」です。
前回の2023年調査では、介護保険制度の創設以来初めて介護職員数が前年割れ(約2.8万人減)を記録し、業界に大きな衝撃を与えました。今回は2年連続のマイナスこそ回避したものの、実態としては完全に「横ばい」であり、減少傾向に明確な歯止めがかかったとは到底言えない状況です。同時期の要支援・要介護認定者数は719万人を超え、前年度より約14.5万人も増加しているため、現場の負担は事実上さらに重くなっています。
政府の推計によれば、団塊ジュニア世代が65歳以上となる2040年度には、全国で約272万人の介護職員が必要になるとされています。現在の約212.6万人から比較すると、今後十数年で約60万人もの人材を新たに確保しなければなりません。
しかし、1年間に「487人」しか増えない現在のペースでは、この巨大なギャップを埋めることは物理的に不可能です。生産年齢人口そのものが急減している日本において、「いずれ人は集まるだろう」という希望的観測は、事業所の存続を危うくする致命的なリスクとなります。
【表1:介護職員数の推移と将来推計】
| 年次 | 介護職員数 | 前年からの増減 | 備考 |
| 2022年 | 約215.4万人 | – | 直近のピーク時 |
| 2023年 | 約212.5万人 | 約2.8万人減 | 制度創設以来初の減少 |
| 2024年 | 約212.6万人 | 487人増 | 実質横ばい・反転せず |
| 2040年 | 約272.0万人 | (約60万人不足) | 国の必要数推計 |
介護職員数が増加しない最大の要因として、依然として残る「他産業との賃金格差」が挙げられます。度重なる処遇改善加算や政府の支援策により、以前に比べれば給与水準は向上していますが、全産業平均と比較すると月額で数万円低い状態が続いています。物価高騰が続く中で、他業界への人材流出を防ぐのは容易ではありません。
また、離職理由の上位には「収入面の不満」だけでなく、「職場の人間関係」や「人手不足による業務負担の過重」が常にランクインしています。職員が増えないため、一人あたりの業務量が限界を突破し、それが新たな離職を生むという「負のスパイラル」に陥っている事業所が少なくありません。
「採用活動を強化して人を集める」という従来型のアプローチは、すでに限界を迎えています。採用単価は高騰し、せっかく採用しても現場の余裕のなさから教育が行き届かず、短期離職につながるケースが後を絶ちません。
これからの介護事業経営において求められるのは、「人を増やす」ことではなく、「今いる人数で、いかに質の高いケアを持続的に提供するか」というパラダイムシフトです。デジタル技術(DX)の導入やオペレーションの抜本的な見直しにより、業務効率を極限まで高める必要があります。そして、その新しいモデルの最適解として注目されているのが「定期巡回・随時対応サービス」なのです。
「定期巡回・随時対応型訪問介護看護(定期巡回サービス)」とは、重度要介護者となっても住み慣れた自宅で安心して生活できるよう、24時間365日体制で訪問介護と訪問看護を密接に連携して提供する地域密着型サービスです。
このサービスは、主に以下の4つの機能で構成されています。
【表2:定期巡回サービスの4つの基本機能】
| サービス内容 | 概要 |
| 定期巡回サービス | 訪問介護員などが1日複数回、短時間(10〜15分程度)の定期的な訪問を行い、安否確認や排泄介助などを行う |
| 随時対応サービス | 利用者や家族からの通報用端末によるコールをオペレーターが24時間体制で受け、相談援助や訪問の要否を判断する |
| 随時訪問サービス | オペレーターの判断に基づき、必要に応じて訪問介護員などが急遽利用者の自宅へ訪問して介助を行う |
| 訪問看護サービス | 看護師などが訪問し、医師の指示に基づく療養上の世話や診療の補助を行う(※一体型事業所の場合) |
従来の訪問介護が「週に数回、1回あたり45分〜1時間」といった形でまとまった時間を提供するのに対し、定期巡回サービスは「1回10分の訪問を1日に3回」といった具合に、利用者の生活リズムに合わせた細やかな支援を可能にしています。
人手不足が深刻化する中で、特別養護老人ホームなどの施設介護は、職員配置基準を満たせずに新規受け入れを制限せざるを得ない事態が多発しています。施設に入りたくても入れない「待機高齢者」が地域に溢れる中、国は政策として「施設から在宅へ」のシフトを強力に推進しています。
しかし、中重度の要介護者が自宅で生活を続けるには、夜間を含めた柔軟なケアが不可欠です。定期巡回サービスは、まさに自宅を「施設の一室」のように見立て、必要な時に必要なだけのケアを提供する究極の在宅サービスであり、今後の社会ニーズに最も合致したビジネスモデルと言えます。
「定期巡回サービス」への参入・移行が、なぜ現在の人材不足を勝ち抜くための有効な一手となるのでしょうか。その理由は大きく3つあります。
従来の訪問介護では、サービス提供時間が固定されているため、移動時間を含めたスケジュール調整が難しく、スキマ時間が発生しがちでした。
一方、定期巡回サービスは月額定額制(包括報酬)であり、訪問時間や回数に厳密な縛りがありません。そのため、「朝のオムツ交換だけ10分」「服薬確認だけ5分」といった短時間訪問を効率よくルートに組み込むことができます。
また、随時対応オペレーターが利用者からのコールを一次受けすることで、本当に訪問が必要なケースだけをスクリーニングできます。これにより、現場スタッフの無駄な移動や心理的負担が大幅に軽減され、限られた人数でより多くの利用者をカバーすることが可能になります。
前述の通り、施設に入れない重度要介護者は今後さらに増加します。定期巡回サービスは、要介護度が高い(要介護3〜5)利用者を主な対象として想定して設計されており、包括報酬であるため、手厚いケアを行っても事業所の収益が圧迫されにくい構造になっています。
地域のケアマネージャーからの「夜間帯も含めて対応してほしい」「独居で頻繁な安否確認が必要」といった困難困難事例の依頼に対して、「定期巡回なら引き受けられます」と回答できることは、事業所にとって強力な差別化要因となります。
定期巡回サービスは月額定額制(サブスクリプション型)の報酬体系です。従来の訪問介護(出来高制)のように、「利用者が急に入院してサービスがキャンセルされ、売上が立たなくなる」といったリスクが少なく、毎月安定した売上基盤を構築できます。
収益が安定すれば、介護システムやICT(スマートフォン記録、見守りセンサーなど)への設備投資も計画的に行いやすくなります。DX化を進めることでさらに業務効率が上がり、生み出された利益を職員の給与や待遇改善に還元できるため、最終的に「離職防止」と「新たな人材定着」に直結します。
介護職員数の増加がわずか「487人」にとどまったという事実は、もはや旧来の介護経営モデルが終焉を迎えたことを告げる決定的なシグナルです。今後、人材確保の難易度は劇的に跳ね上がり、変化に対応できない事業所から淘汰されていく厳しい時代がやってきます。
しかし、ピンチはチャンスでもあります。国の政策方向性に従い、いち早く「定期巡回・随時対応サービス」を取り入れた事業所は、地域の重度要介護者を支える不可欠なインフラとして確固たる地位を築くことができるでしょう。
「人を増やす」ことだけに固執せず、「今いる人材で最高の価値を出し、収益を最大化する」仕組みへの移行。その第一歩として、定期巡回サービスという新たな選択肢を、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
「転職ノウハウなら!ジョブジョブ編集部」は、医療、介護、保育の求人サイト「ジョブジョブ」の運営メンバーによる記事編集部門です。医療・介護・保育・福祉・美容・ヘルスケアの仕事に関わる方に向けた、今後のキャリアを考えるうえで役立つ情報をお届けしています。
高齢化が急速に進む日本において、介護施設・事業所における「介護職員の人材不足」は、もはや経営の死活問題となっています。多くの施設の採用担当者や経営者が、「求人を出しても全く応募が来...
日本の超高齢社会を支える最も重要なインフラの一つが、介護サービスです。厚生労働省の各種調査や介護保険事業状況報告などのデータによると、現在国内で働く介護職員数は212万人を突破して...
「求人を出しても全く応募が来ない」「せっかく採用してもすぐに辞めてしまう」など、介護スタッフの採用において頭を抱えている担当者の方は多いのではないでしょうか。超高齢社会を突き進む日...
事業所を運営する上で、質の高いサービスを提供することはもちろん重要ですが、それと同じくらい欠かせないのが「地域や関係機関との連携」です。近年、介護、医療、障害福祉、保育の各分野にお...
超高齢社会を迎えている日本において、介護・障がい福祉業界における人材確保は、施設運営において最も重要かつ困難な経営課題の一つとなっています。厚生労働省の調査などでも度々指摘されてい...
介護・障がい福祉業界における人材不足は、年々深刻さを増しています。特に小規模な事業所においては、「求人を出しても応募が来ない」「採用してもすぐに辞めてしまう」「大手法人との採用競争...
少子高齢化による生産年齢人口の減少に伴い、多くの日本企業にとって「人材不足」は深刻な経営課題となっています。その解決策として、国籍を問わず優秀な人材を確保する「外国人採用」に踏み切...
深刻な人手不足が続く医療・介護業界において、人材の確保は経営上の最重要課題の一つです。しかし、「とにかく人が足りないから」「応募が来たから」という理由で焦って採用を決めてしまうと、...
介護、医療、障害福祉、保育といった「対人援助職」の現場において、採用時に最も重視される人間性の一つが「素直さ」です。 現場のリーダーや採用担当者の方から、「資格や経験は十分な...
医療・介護・保育業界の人事・採用担当者の皆様、このようなお悩みを抱えていませんか? 「求人広告を出しても、まったく応募が来ない……」 「紹介会社経由だと、採用コスト(手数料)...
| 給与 | 【契約職員】 月給210000〜240000 |
|---|---|
| 仕事内容 | ・保育業務全般(0〜2歳児中心) ・食事、排泄、午睡のサポート ・保護者対応(連絡帳の記入、送迎時の簡単な共有) ・行事や日々の保育内容の準備・振り返り ・園内環境の整備、チーム内での連携 ※書類業務は最小限。 「子どもと向き合う時間」を大切にした運営を行っています。 |
| 応募要件 | 《必須資格・経験》 ・保育士資格をお持ちの方 《歓迎資格・経験》 ・小規模保育園での勤務経験 ・0〜2歳児保育の経験がある方 《求める人物像》 ・子ども一人ひとりと丁寧に関わりたい方 ・チームワークを大切にできる方 ・保育を「作業」ではなく「関わり」として考えられる方 |
| 住所 | 大阪府 大阪市港区 市岡元町2-11-30 奥住ビル 1階 ・大阪市営地下鉄中央線 弁天町駅/大阪環状線 弁天町駅から徒歩10分 ・阪神なんば線 九条駅から徒歩13分 |
| 給与 | 【契約職員】 月給210000〜240000 |
|---|---|
| 仕事内容 | ・保育業務全般(0〜2歳児中心) ・食事、排泄、午睡のサポート ・保護者対応(連絡帳の記入、送迎時の簡単な共有) ・行事や日々の保育内容の準備・振り返り ・園内環境の整備、チーム内での連携 ※書類業務は最小限。 「子どもと向き合う時間」を大切にした運営を行っています。 |
| 応募要件 | 《必須資格・経験》 ・保育士資格をお持ちの方 《歓迎資格・経験》 ・小規模保育園での勤務経験 ・0〜2歳児保育の経験がある方 《求める人物像》 ・子ども一人ひとりと丁寧に関わりたい方 ・チームワークを大切にできる方 ・保育を「作業」ではなく「関わり」として考えられる方 |
| 住所 | 大阪府 大阪市北区 菅原町9-16 天神橋R&Tビル 1階 ・JR東西線「大阪天満宮駅」/大阪市営地下鉄谷町線「南森町駅」から徒歩8分 ・京阪本線「北浜駅」/京阪中之島線「なにわ橋駅」から徒歩7分 |
| 給与 | 【契約職員】 月給210000〜240000 |
|---|---|
| 仕事内容 | ・保育業務全般(0〜2歳児中心) ・食事、排泄、午睡のサポート ・保護者対応(連絡帳の記入、送迎時の簡単な共有) ・行事や日々の保育内容の準備・振り返り ・園内環境の整備、チーム内での連携 ※書類業務は最小限。 「子どもと向き合う時間」を大切にした運営を行っています。 |
| 応募要件 | 《必須資格・経験》 ・保育士資格をお持ちの方 《歓迎資格・経験》 ・小規模保育園での勤務経験 ・0〜2歳児保育の経験がある方 《求める人物像》 ・子ども一人ひとりと丁寧に関わりたい方 ・チームワークを大切にできる方 ・保育を「作業」ではなく「関わり」として考えられる方 |
| 住所 | 大阪府 大阪市西区 南堀江3-7-12 エムテック南堀江 1階 |
| 給与 | 【正職員】 月給230000〜300000 |
|---|---|
| 仕事内容 | 2026年11月開設予定の障がい者グループホーム「春月ホーム」の管理者として、事業所運営全般を担当していただきます。 ※未経験者大歓迎※ 【主な仕事内容】 ・利用者様との面談、日常生活のサポート ・行政、相談支援事業所など関係機関との連絡・調整 ・スタッフの教育、育成、指導 ・勤務シフトの作成、勤怠管理 ・施設運営に関する各種管理業務 ・開設準備および運営体制づくり 新規開設施設のため、オープン前から施設づくりに携わることができます。 福祉施設未経験の方も歓迎します。 基本的なPC操作(文字入力・メール・記録作成)ができれば安心してスタートできます。 |
| 応募要件 | 【必須】 ※未経験者大歓迎※ ・基本的なPC操作(文字入力・メール送信・記録作成)ができる方 ・利用者様や職員と円滑なコミュニケーションが取れる方 ・協調性を持ち、責任感を持って業務に取り組める方 ・福祉の仕事に興味があり、新しい環境でチャレンジしたい方 ・普通自動車運転免許(AT限定可) ・福祉施設での勤務経験 ・障がい者グループホームでの勤務経験 ・施設運営やマネジメント経験 ・新規施設の立ち上げに携わりたい方 ・利用者様一人ひとりに寄り添った支援をしたい方 ※未経験の方も歓迎します。 |
| 住所 | 香川県 さぬき市 志度1298-66 志度シーサイドハイツ |
| 給与 | 【パート・バイト】 時給1100〜1250 |
|---|---|
| 仕事内容 | 2026年11月に新規開設する軽度障がい者グループホームにて、夜間支援員として勤務していただきます。 主なお仕事は、 ・夜間の見守り、巡回 ・就寝前の声かけ ・簡単な朝食(パン等)の準備・配布 ・支援記録の入力 ・施設内清掃 ・緊急時対応 などです。 利用者様は軽度の知的・精神障がいをお持ちの方が中心で、重度の身体介護はほとんどありません。 未経験の方でも安心してスタートできます。 |
| 応募要件 | 基本的なPC操作(文字入力・メール送信程度)ができる方 夜間の見守り業務を責任感を持って行える方 資格・経験は問いません。 未経験の方も丁寧にサポートいたします。 ・介護施設やグループホームでの勤務経験がある方 ・夜勤経験がある方 ・Wワークをご希望の方 ・人と接することが好きな方 ・福祉のお仕事に興味がある方 未経験からスタートしたスタッフも活躍できる職場です。 |
| 住所 | 香川県 さぬき市 志度1298-66 志度シーサイドハイツ |
| 給与 | 【パート・バイト】 時給1100〜1300 |
|---|---|
| 仕事内容 | 2026年11月1日新規オープンのマンション型障がい者グループホーム(定員6名)で、入居者様の生活を支える世話人のお仕事です。 【主なお仕事内容】 ・夕食の調理 ・共有スペースや水回りの清掃 ・入居者様とのコミュニケーション ・生活しやすい環境づくり 身体介助(入浴・排泄介助など)はありません。 普段の家事経験をそのまま活かせるため、未経験・無資格の方も安心してスタートできます。 オープニングスタッフとして、人間関係もゼロから築ける働きやすい環境です。 |
| 応募要件 | 資格・経験・学歴は問いません。 家事経験を活かしたい方、人と接することが好きな方を歓迎します。 ・未経験歓迎 ・ブランクOK ・年齢不問 ・60歳以上歓迎 ・扶養内勤務希望歓迎 ・Wワーク歓迎 ・掃除や料理が好きな方 ・福祉のお仕事に興味がある方 ・人の役に立つ仕事がしたい方 ・オープニングスタッフとして新しい施設づくりに携わりたい方 ・夕方の空き時間を有効活用したい方 |
| 住所 | 香川県 さぬき市 志度1298-66 志度シーサイドハイツ |