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【2026年最新】介護職員数わずか487人増の衝撃!人材不足の限界を突破する「定期巡回」という生存戦略

介護職員数わずか487人増の衝撃!人材不足の限界を突破する「定期巡回」という生存戦略

日本の介護業界において、かつてないほど深刻な「人材危機」が現実のものとなっています。厚生労働省が公表した最新のデータによると、全国の介護職員数は前年比でわずか「487人」しか増加していません。200万人を超える巨大な産業において、この数字は誤差に等しく、実質的に人員増がストップした「頭打ち」の状態であることを意味しています。

一方で、高齢化は待ったなしで進行しており、介護を必要とする人々は日々増加しています。「求人を出しても人が来ない」「現場の疲弊で離職が止まらない」と悩む介護事業所の経営者や管理者にとって、これまでの「人をとにかく増やす」という戦略はもはや通用しなくなっています。

本記事では、最新の介護職員数データが示す残酷な現実を紐解きながら、この絶望的な人材不足を乗り越えるための具体的な解決策として注目を集める「定期巡回・随時対応型訪問介護看護(定期巡回サービス)」について詳しく解説します。現状の課題を正しく把握し、次世代の介護モデルへといかにシフトしていくべきか、その道筋を示します。

1. 衝撃の最新データ!介護職員は「たった487人」しか増えていない

令和6年調査が示す「横ばい」の現実

厚生労働省が発表した「介護サービス施設・事業所調査」によると、2024年10月1日時点の全国の介護職員数は212万6,227人でした。前年からの増加数はたったの「487人」です。

前回の2023年調査では、介護保険制度の創設以来初めて介護職員数が前年割れ(約2.8万人減)を記録し、業界に大きな衝撃を与えました。今回は2年連続のマイナスこそ回避したものの、実態としては完全に「横ばい」であり、減少傾向に明確な歯止めがかかったとは到底言えない状況です。同時期の要支援・要介護認定者数は719万人を超え、前年度より約14.5万人も増加しているため、現場の負担は事実上さらに重くなっています。

2040年までに必要な272万人との絶望的なギャップ

政府の推計によれば、団塊ジュニア世代が65歳以上となる2040年度には、全国で約272万人の介護職員が必要になるとされています。現在の約212.6万人から比較すると、今後十数年で約60万人もの人材を新たに確保しなければなりません。

しかし、1年間に「487人」しか増えない現在のペースでは、この巨大なギャップを埋めることは物理的に不可能です。生産年齢人口そのものが急減している日本において、「いずれ人は集まるだろう」という希望的観測は、事業所の存続を危うくする致命的なリスクとなります。

【表1:介護職員数の推移と将来推計】

年次介護職員数前年からの増減備考
2022年約215.4万人直近のピーク時
2023年約212.5万人約2.8万人減制度創設以来初の減少
2024年約212.6万人487人増実質横ばい・反転せず
2040年約272.0万人(約60万人不足)国の必要数推計

2. なぜ介護人材は増えないのか?離職と新規参入の現状

他産業との賃金格差と現場の疲弊

介護職員数が増加しない最大の要因として、依然として残る「他産業との賃金格差」が挙げられます。度重なる処遇改善加算や政府の支援策により、以前に比べれば給与水準は向上していますが、全産業平均と比較すると月額で数万円低い状態が続いています。物価高騰が続く中で、他業界への人材流出を防ぐのは容易ではありません。

また、離職理由の上位には「収入面の不満」だけでなく、「職場の人間関係」や「人手不足による業務負担の過重」が常にランクインしています。職員が増えないため、一人あたりの業務量が限界を突破し、それが新たな離職を生むという「負のスパイラル」に陥っている事業所が少なくありません。

「人を増やす」から「今いる人で回す」への発想転換

「採用活動を強化して人を集める」という従来型のアプローチは、すでに限界を迎えています。採用単価は高騰し、せっかく採用しても現場の余裕のなさから教育が行き届かず、短期離職につながるケースが後を絶ちません。

これからの介護事業経営において求められるのは、「人を増やす」ことではなく、「今いる人数で、いかに質の高いケアを持続的に提供するか」というパラダイムシフトです。デジタル技術(DX)の導入やオペレーションの抜本的な見直しにより、業務効率を極限まで高める必要があります。そして、その新しいモデルの最適解として注目されているのが「定期巡回・随時対応サービス」なのです。

3. 介護の未来を救う「定期巡回・随時対応サービス」とは?

定期巡回サービスの仕組みと特徴

「定期巡回・随時対応型訪問介護看護(定期巡回サービス)」とは、重度要介護者となっても住み慣れた自宅で安心して生活できるよう、24時間365日体制で訪問介護と訪問看護を密接に連携して提供する地域密着型サービスです。

このサービスは、主に以下の4つの機能で構成されています。

【表2:定期巡回サービスの4つの基本機能】

サービス内容概要
定期巡回サービス訪問介護員などが1日複数回、短時間(10〜15分程度)の定期的な訪問を行い、安否確認や排泄介助などを行う
随時対応サービス利用者や家族からの通報用端末によるコールをオペレーターが24時間体制で受け、相談援助や訪問の要否を判断する
随時訪問サービスオペレーターの判断に基づき、必要に応じて訪問介護員などが急遽利用者の自宅へ訪問して介助を行う
訪問看護サービス看護師などが訪問し、医師の指示に基づく療養上の世話や診療の補助を行う(※一体型事業所の場合)

従来の訪問介護が「週に数回、1回あたり45分〜1時間」といった形でまとまった時間を提供するのに対し、定期巡回サービスは「1回10分の訪問を1日に3回」といった具合に、利用者の生活リズムに合わせた細やかな支援を可能にしています。

施設から在宅へのシフトに対応する切り札

人手不足が深刻化する中で、特別養護老人ホームなどの施設介護は、職員配置基準を満たせずに新規受け入れを制限せざるを得ない事態が多発しています。施設に入りたくても入れない「待機高齢者」が地域に溢れる中、国は政策として「施設から在宅へ」のシフトを強力に推進しています。

しかし、中重度の要介護者が自宅で生活を続けるには、夜間を含めた柔軟なケアが不可欠です。定期巡回サービスは、まさに自宅を「施設の一室」のように見立て、必要な時に必要なだけのケアを提供する究極の在宅サービスであり、今後の社会ニーズに最も合致したビジネスモデルと言えます。

4. 定期巡回サービスが人材不足対策として有効な3つの理由

「定期巡回サービス」への参入・移行が、なぜ現在の人材不足を勝ち抜くための有効な一手となるのでしょうか。その理由は大きく3つあります。

1. 業務の効率化とスタッフの負担軽減

従来の訪問介護では、サービス提供時間が固定されているため、移動時間を含めたスケジュール調整が難しく、スキマ時間が発生しがちでした。

一方、定期巡回サービスは月額定額制(包括報酬)であり、訪問時間や回数に厳密な縛りがありません。そのため、「朝のオムツ交換だけ10分」「服薬確認だけ5分」といった短時間訪問を効率よくルートに組み込むことができます。

また、随時対応オペレーターが利用者からのコールを一次受けすることで、本当に訪問が必要なケースだけをスクリーニングできます。これにより、現場スタッフの無駄な移動や心理的負担が大幅に軽減され、限られた人数でより多くの利用者をカバーすることが可能になります。

2. 重度要介護者の受け皿としての機能

前述の通り、施設に入れない重度要介護者は今後さらに増加します。定期巡回サービスは、要介護度が高い(要介護3〜5)利用者を主な対象として想定して設計されており、包括報酬であるため、手厚いケアを行っても事業所の収益が圧迫されにくい構造になっています。

地域のケアマネージャーからの「夜間帯も含めて対応してほしい」「独居で頻繁な安否確認が必要」といった困難困難事例の依頼に対して、「定期巡回なら引き受けられます」と回答できることは、事業所にとって強力な差別化要因となります。

3. 安定した収益モデルの構築

定期巡回サービスは月額定額制(サブスクリプション型)の報酬体系です。従来の訪問介護(出来高制)のように、「利用者が急に入院してサービスがキャンセルされ、売上が立たなくなる」といったリスクが少なく、毎月安定した売上基盤を構築できます。

収益が安定すれば、介護システムやICT(スマートフォン記録、見守りセンサーなど)への設備投資も計画的に行いやすくなります。DX化を進めることでさらに業務効率が上がり、生み出された利益を職員の給与や待遇改善に還元できるため、最終的に「離職防止」と「新たな人材定着」に直結します。

5. まとめ:変化を恐れず「定期巡回」への移行を決断しよう

介護職員数の増加がわずか「487人」にとどまったという事実は、もはや旧来の介護経営モデルが終焉を迎えたことを告げる決定的なシグナルです。今後、人材確保の難易度は劇的に跳ね上がり、変化に対応できない事業所から淘汰されていく厳しい時代がやってきます。

しかし、ピンチはチャンスでもあります。国の政策方向性に従い、いち早く「定期巡回・随時対応サービス」を取り入れた事業所は、地域の重度要介護者を支える不可欠なインフラとして確固たる地位を築くことができるでしょう。

「人を増やす」ことだけに固執せず、「今いる人材で最高の価値を出し、収益を最大化する」仕組みへの移行。その第一歩として、定期巡回サービスという新たな選択肢を、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事の著者

転職ノウハウなら!ジョブジョブ編集部

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