ジョブジョブ 転職ノウハウ

【2026年最新版】看護師の平均年収はいくら?手取りやボーナスなど給料まるごと解説

【2026年最新版】看護師の平均年収はいくら?手取りやボーナスなど給料まるごと解説

これから看護師を目指す学生の方や、現在最前線で活躍されている方にとって、「自分の働きに見合った給料をもらえているのか」「今後年齢を重ねたときにどれくらいの収入が見込めるのか」といったお金事情は、今後のライフプランを描く上で非常に重要なポイントです。看護師は社会的意義が大きくやりがいのある職業ですが、夜勤や不規則なシフトなど負担も伴うため、それに見合った報酬を得られるかは気になるところでしょう。

本記事では、厚生労働省が発表した「令和7年賃金構造基本統計調査」などの最新データをもとに、2026年現在の看護師の平均年収から、手取り額の目安、ボーナスの実態までを詳細に解説します。年齢別の年収推移や、正看護師と准看護師の違い、病院の規模や都道府県による給与差についても深掘りしています。現状の給与水準を確認したい方や、今後の給料アップに向けたアクションを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

1. 看護師の平均年収はいくら?(2026年最新データ)

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査(令和7年/2025年データ)」によれば、正看護師の平均年収は約524.7万円です。この金額は、毎月支給される月収と、夏や冬のボーナス(賞与)を合計した総額となります。

平均年齢42.1歳のデータを基準とすると、平均月収は約36.6万円、年間の平均ボーナスは約85.6万円となります。

区分平均年収平均月収平均賞与(ボーナス)
男女計約524.7万円約36.6万円約85.6万円
男性約552.0万円約37.4万円約86.6万円
女性約521.1万円約36.3万円約85.2万円

上記の月収には、基本給だけでなく、夜勤手当、時間外労働手当(残業代)、通勤手当などが含まれています。そのため、夜勤のない日勤のみのクリニックなどで働く場合は、この平均額を下回る可能性があります。

2. 手取り額の目安はどれくらい?額面給与との違い

求人票や統計データに記載されている「年収」や「月収」は、いわゆる「額面」です。手元に入る「手取り額」は、そこから税金や社会保険料が差し引かれたものになります。

給与から天引きされる主な項目には、健康保険、厚生年金、雇用保険といった社会保険料と、所得税・住民税などの税金があります。一般的な目安として、手取り額は額面給与の75%〜80%程度になります。

これを看護師の平均年収にあてはめると、平均年収524.7万円の手取り額はおおよそ393万円〜419万円の範囲に収まります。月収36.6万円の場合、手取り月収は約28万円〜29万円程度です。手取りで家計やローンをシミュレーションする際は、「額面から約2割引かれる」と覚えておくと便利です。

3. 【年齢別】看護師の平均年収・月収・ボーナス推移

勤続年数や年齢が上がるにつれて給料はどのように変化するのでしょうか。年齢別の推移を詳しく見ていきましょう。

年齢階級平均月収平均賞与(ボーナス)平均年収
20~24歳28.6万円52.9万円395.5万円
25~29歳31.1万円79.2万円452.7万円
30~34歳31.6万円73.5万円452.1万円
35~39歳32.9万円87.7万円482.6万円
40~44歳34.3万円98.5万円510.1万円
45~49歳35.4万円96.8万円521.5万円
50~54歳36.3万円103.8万円538.8万円
55~59歳36.2万円101.9万円536.0万円

20代前半の年収は400万円弱からのスタートです。最初の夏のボーナスは寸志程度になることが多いため、本格的な支給は冬からになります。20代後半になると夜勤回数も安定し、年収は450万円台へとアップします。

30代は結婚や出産などで働き方を変える(夜勤を減らす・時短勤務にする)人が多いため、給与の伸びはやや緩やかになります。40代以降は主任や看護師長などの管理職に就く機会が増え、役職手当により年収は再び上昇傾向に転じます。年収のピークは50代前半の約538.8万円です。

4. 正看護師と准看護師における給料の違い

看護師資格には「正看護師」と「准看護師」があり、どちらを保有しているかで明確な収入差があります。

最新データでは、正看護師の平均年収が約524.7万円であるのに対し、准看護師は約427.5万円です。両者には年間でおよそ100万円の差があります。

この理由は業務の権限と責任範囲にあります。正看護師は国家資格であり自己判断で看護業務を行えますが、准看護師は都道府県知事免許であり医師や正看護師の指示が必要です。この裁量の違いが基本給や役職への就きやすさに影響します。准看護師から収入アップを目指す場合は、通信制の学校などを利用して正看護師資格を取得するのが王道のキャリアアップです。

5. 働く職場の規模や施設形態による年収の差

病院の規模や施設形態によっても年収は大きく変動します。一般的に、規模が大きな病院ほど給与水準が高く、各種福利厚生が充実しています。

勤務先の規模(従業員数)平均月収平均年収
10~99人32.1万円447.0万円
100~999人32.9万円471.6万円
1,000人以上34.4万円518.4万円

小規模なクリニック(10〜99人規模)では平均年収が440万円台にとどまる一方、大学病院や総合病院などの大規模施設(1,000人以上)では平均年収が518万円を超えます。大規模病院は経営基盤が安定しており、ボーナスの支給月数が多いことや基本給が高い傾向にあります。また、重症度の高い患者を受け入れるため、夜勤手当や危険手当などが手厚く支給されます。

施設の運営母体で見ても、私立学校法人(大学病院など)や日本赤十字社、公立・国立病院は比較的高い給与水準を誇っています。

6. 都道府県ごとの年収差とランキング傾向

看護師の給与には地域格差も存在します。物価水準や最低賃金、地域手当の有無などが影響します。

年収が高いのは首都圏や関西圏です。最新の都道府県別年収ランキングでは、東京都(578.5万円)や滋賀県(585.3万円)、山梨県などが上位に入っており、550万円を超えることも珍しくありません。これらは家賃や生活費が高い分、基本給に上乗せされる地域手当が手厚い傾向にあります。

一方で、全国平均を大きく下回る傾向があるのは四国・九州地方の一部です。最も低い水準の県では平均年収が430万円前後となることもあり、トップの地域とは100万円以上の開きがあります。ただし、地方は生活コストが低いため、額面だけで「生活が苦しい」と判断せず、手取りと支出のバランスを見極めることが大切です。

7. 看護師が年収・給料をアップさせるための具体的な方法

現在の収入に満足しておらず「もっと給料を増やしたい」と考えるなら、以下の方法が挙げられます。

一番早く確実なのは、夜勤の回数を増やすことです。夜勤手当は1回数千円から1万円以上になる病院も多いため、月数回増やすだけで年収数十万円のプラスになります。ただし、体力的な負担が大きいため無理のない範囲で行うことが前提です。

中長期的な視点では、「認定看護師」や「専門看護師」といった資格取得がおすすめです。資格手当が支給されるだけでなく、職場での評価が高まり昇進にも有利に働きます。病棟のリーダーや主任などの役職に就けば、役職手当を得ることも可能です。

今の職場で給与アップが見込めない場合は、転職を検討するのも有効です。規模の大きな総合病院や、基本給・ボーナス支給実績の高い大学病院、あるいはインセンティブ制度のある美容クリニックへ移ることで、年収が大幅にアップするケースは少なくありません。

8. まとめ

看護師の平均年収は全体で約524万円となっており、年齢や経験、夜勤の有無によって大きく変動します。額面と実際の手取り額には2割程度の差があることを理解してライフプランを立てましょう。

働く病院の規模や地域によっても給与水準は異なります。現在の収入に不満がある場合は、夜勤回数の調整や資格取得を通じたキャリアアップ、条件の良い職場への転職など、自分に合った方法で年収アップを目指すことが大切です。

なるほど!と思ったらシェアしよう!

この記事の著者

転職ノウハウなら!ジョブジョブ編集部

「転職ノウハウなら!ジョブジョブ編集部」は、医療、介護、保育の求人サイト「ジョブジョブ」の運営メンバーによる記事編集部門です。医療・介護・保育・福祉・美容・ヘルスケアの仕事に関わる方に向けた、今後のキャリアを考えるうえで役立つ情報をお届けしています。

あわせて読みたい記事

おすすめの新着求人