ジョブジョブ 転職ノウハウ

【2026年最新版】看護師の年収相場と求人増加エリア徹底解説!データで見る転職の狙い目

【2026年最新版】看護師の年収相場と求人増加エリア徹底解説!データで見る転職の狙い目

「今の職場の給料は、平均と比べて高いのだろうか?」

「これから転職を考えるなら、どのエリアや施設が一番有利なのだろうか?」

2026年現在、高齢化社会のさらなる進展に伴い、看護師の需要はかつてないほどの高まりを見せています。厚生労働省などの最新データによると、看護師不足は依然として続いており、転職市場は看護師側が非常に有利な「超・売り手市場」です。

しかし、全国どこでも、どんな施設でも同じように高待遇というわけではありません。働く「地域(都道府県)」や「施設形態」、あるいは「病院の規模」によって、年収や働きやすさには驚くほどの差が生じています。

本記事では、厚生労働省などの最新統計データ(2025年〜2026年発表)をもとに、2026年現在の看護師の平均年収相場と、求人が急増している狙い目のエリアを徹底解説します。ご自身の市場価値を確かめたい方や、失敗しない転職先選びをしたい方は、ぜひ参考にしてください。

ジョブジョブなら完全無料で看護師を即採用!

1. 2026年の看護師転職市場は「超・売り手市場」

2025年にいわゆる「団塊の世代」がすべて後期高齢者となったことで、医療・介護ニーズはかつてないほどのピークを迎えています。それに伴い、2026年現在の看護師転職市場は、求職者側が圧倒的に有利な状況が続いています。

有効求人倍率は2.4倍を超える高水準

厚生労働省の需給推計によると、2025年時点で看護職員の需要と供給のギャップは最大約27万人に達すると予測されていました。そして現在、看護師の有効求人倍率は「2.24〜2.51倍」という驚異的な水準で推移しています。

日本看護協会が発表したナースセンターの登録データ集計(2024年度実績)においても、求人倍率は2.51倍となっており、これは過去10年間でもトップクラスの高い数値です。全産業の平均有効求人倍率が1.1〜1.2倍程度であることを考えると、看護師がいかに求められているかがよくわかります。

訪問看護や在宅医療分野での求人が急増中

特に顕著なのが、病院などの病棟勤務ではなく、地域医療を支える「訪問看護ステーション」や「介護施設」での求人増加です。

国が病院のベッド数を適正化し、患者を在宅療養へ移行させる方針を打ち出していることから、訪問看護ステーションの求人倍率は全体で4.5倍を超える異常事態となっています。これから転職を考える場合、病棟だけでなく在宅分野に目を向けることで、より好条件での採用を勝ち取りやすくなっています。

2. 【2026年最新】看護師の平均年収相場データ

では、高い需要を誇る看護師の実際の給料はどの程度なのでしょうか。厚生労働省が発表している「賃金構造基本統計調査(令和7年/2025年最新統計)」をもとに、最新の年収データを見ていきましょう。

全国平均年収は正看護師で約524万円

最新のデータによると、看護師全体の平均年収は以下のようになっています。看護師の給与水準はゆるやかながらも毎年着実に上昇傾向にあります。

資格・区分平均年収(総額)平均月収年間賞与(ボーナス)
正看護師524万7,200円約36万6,000円約85万6,000円
准看護師427万5,000円約30万5,000円約61万5,000円

※データ参照:厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」

ここから社会保険料や税金が引かれた場合、正看護師の「手取り年収」は平均394万〜420万円程度、手取り月収は約28万〜30万円程度がひとつの目安となります。

男女別の年収傾向

また、男女別で見ると男性看護師の平均年収は、女性看護師よりも約30万円ほど高くなっています。この理由として、女性は出産や育児によって一時的に仕事から離れる期間(離職期間)が生じやすく、勤続年数の違いや夜勤回数の減少が平均年収に影響していることが挙げられます。

施設規模による年収差は最大100万円以上

看護師の年収は、勤務する施設の規模によっても大きく変動します。

職員数1,000人以上の大規模な総合病院などでは、基本給や賞与が高く設定されており、平均年収は約557万円と高水準です。一方、職員数10〜99人程度の小規模なクリニックや施設では平均年収が約450万円前後となるケースが多く、同じ看護師でも働く施設の規模だけで年間約100万円近い収入差が生まれる構造になっています。

3. 【都道府県別】看護師の年収ランキングと地域差

看護師の資格は全国共通ですが、給与水準は働く「地域」によって大きく異なります。同じ業務内容でも、どこで働くかによって年収に最大150万円以上の開きが出ることが統計データから明らかになっています。

年収が高い都道府県トップ3

令和7年の賃金構造基本統計調査に基づく、看護師の平均年収が高い都道府県のランキングトップは以下の通りです。

順位都道府県平均年収エリアの特徴と高年収の理由
1位滋賀県約585万円関西圏のベッドタウンとして医療需要が高く、給与水準が突出
2位東京都約568万円日本一物価が高く、地域手当や夜勤手当が非常に手厚い
3位大阪府約568万円大規模病院が多く、基本給・各種手当ともに全国トップクラス

※参考:神奈川県も約545万円と、首都圏エリアは全体的に高水準です。

滋賀県がトップになっているのは意外に感じるかもしれませんが、近畿地方は総じて看護師の給与水準が高く、全職種の平均を大きく上回る厚遇が用意されているケースが目立ちます。

年収が低い都道府県ワースト3

一方で、全国平均の約524万円を大きく下回る地域も存在します。

順位都道府県平均年収
ワースト1位宮崎県約416万円
ワースト2位熊本県約418万円
ワースト3位大分県約433万円

九州地方や四国地方は、全体的に物価水準が低いこともあり、給与水準も控えめに設定されています。トップの滋賀県と比較すると、最大で約170万円近い年収差が生じていることが分かります。

なぜ地域によってこれほどの差が出るのか?

地域による年収差の主な理由は、「地域手当の有無」「物価水準の違い」、そして「大規模病院の集中度」です。

都市部では生活費が高いため、その分基本給や住居手当が手厚く設定されています。また、高度医療を提供する大病院(1,000人規模)が首都圏や関西圏に集中していることも、都市部の平均年収を底上げしている大きな要因となっています。

4. 【2026年版】求人増加エリアと狙い目の転職先

待遇の良し悪しだけでなく、「採用されやすさ」や「これからの将来性」といった観点から、2026年現在で求人が急増している狙い目のエリアと施設形態を解説します。

地方での訪問看護ステーション需要が爆発

前述の通り、訪問看護の求人倍率は全体でも4.5倍を超えていますが、エリア別に見るとさらに興味深いデータがあります。

  • 都市部の訪問看護求人倍率:約3.5倍〜5倍
  • 地方の訪問看護求人倍率:約5倍〜7倍

地方では高齢化が都市部よりも早いスピードで進行しているにもかかわらず、看護師の確保が全く追いついていません。そのため、地方エリアの訪問看護ステーションは深刻な人材不足に陥っており、「月給35万円以上スタート」「オンコール手当の大幅増額」など、好待遇を用意して募集をかける法人が急増しています。地方在住の看護師が年収アップを狙うなら、訪問看護は間違いなく一番の「狙い目」です。

首都圏・関西圏は安定した高待遇求人が豊富

東京都、神奈川県、大阪府などの大都市圏は、依然として圧倒的な求人数を誇ります。特に、大規模な総合病院や大学病院のほか、昨今は「美容クリニック」などの自由診療領域の求人も都市部に集中しています。

夜勤をこなしながら最先端の医療に触れて年収600万円以上を目指すキャリアや、逆に「夜勤なし・日勤のみ」で高年収を得られる美容クリニックへの転身など、選択肢の多さは都市部ならではの強みと言えます。

5. 看護師が転職で年収・待遇をアップさせるための戦略

これまでのデータを踏まえ、看護師が2026年の転職活動で年収アップや労働環境の改善を実現するための3つの戦略をまとめました。

  1. 働く地域(都道府県)を見直す今の職場で少しずつの昇給を待つよりも、給与水準の高い近隣の県や、都市部への転職(Iターン・Uターン)を検討することで、基本給そのものが大幅に上がる可能性があります。通勤圏内で都道府県をまたげる場合は、ぜひ両方の相場を比較してみてください。
  2. 施設形態を思い切って変える(病棟から訪問看護へ)日本看護協会の調査によると、看護師の退職理由として「他の職場への興味」や「勤務時間の長さ・超過勤務」が多く挙げられています。夜勤の負担を減らしつつ給与を維持したい場合、求人倍率が異常に高い「訪問看護」への転身が有利です。人材確保を急ぐ施設では、前職の給与を保証する交渉が通りやすくなっています。
  3. より規模の大きい病院へ転職する現在、小規模なクリニックや病院で勤務している場合、病床数の多い中〜大規模病院へ転職するだけで、賞与の支給月数が増加し、トータルの年収が50万〜100万円アップするケースは珍しくありません。給与のベースアップを狙うなら、まずは「規模の大きな法人」をターゲットに探すのが鉄則です。

6. まとめ:データをもとに自分に合った最適な職場探しを

2026年の看護師を取り巻く転職市場は、圧倒的な「売り手市場」です。全国の平均年収は約524万円と上昇傾向にあり、特に滋賀県や東京都などのエリア、そして訪問看護などの在宅医療分野で求人が激増しています。

しかし、「ただ求人が多くて給料が高いから」という理由だけで転職先を選ぶのは危険です。残業時間の長さや有給休暇の取りやすさ、職場の人間関係など、データには表れない「働きやすさ」も転職を成功させる上で極めて重要です。

最新の年収データや求人倍率の動向をしっかりと把握した上で、ご自身のライフスタイルと希望年収に合った最高の職場を見つけてください。自分一人では調べにくい地域ごとの手当の相場や非公開求人は、看護師専門の転職エージェントなどを賢く活用することで、よりスムーズに理想の環境へたどり着くことができるでしょう。

ジョブジョブなら完全無料で看護師を即採用!

なるほど!と思ったらシェアしよう!

この記事の著者

転職ノウハウなら!ジョブジョブ編集部

「転職ノウハウなら!ジョブジョブ編集部」は、医療、介護、保育の求人サイト「ジョブジョブ」の運営メンバーによる記事編集部門です。医療・介護・保育・福祉・美容・ヘルスケアの仕事に関わる方に向けた、今後のキャリアを考えるうえで役立つ情報をお届けしています。

あわせて読みたい記事

おすすめの新着求人