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GWの突然の病気・ケガに!救急相談ダイヤル『#7119』『#8000』の違いと正しい使い方【保存版】

GWの突然の病気・ケガに!救急相談ダイヤル『#7119』『#8000』の違いと正しい使い方【保存版】

GW(ゴールデンウィーク)は多くの病院やクリニックが休診となり、突然の体調不良やケガに見舞われた際に「救急車を呼ぶべきか」「開いている病院はどこか」と悩むケースが急増します。

総務省消防庁のデータによると、救急車で搬送された人の約半数(47.3%)は入院を必要としない「軽症」です。こうした救急車のひっ迫を防ぎ、適切な医療につなげるために用意されているのが、救急安心センターの『#7119』と、小児救急電話相談の『#8000』です。

この記事では、連休中に知っておくべき「#7119」と「#8000」の決定的な違い、電話が繋がらない時の対策、全国の対応エリア一覧まで分かりやすく解説します。

1. GW中に体調を崩したらどうする?知っておくべき2つの救急ダイヤル

大型連休であるゴールデンウィーク期間中は、かかりつけ医や近所のクリニックの多くが休診に入ります。そんなタイミングで「子どもが急に高熱を出した」「家族が転倒して強く頭を打った」といった緊急事態が起きると、パニックになってしまいがちです。

ここで覚えておきたいのが、医療の専門家に電話で相談できる2つの全国共通ショートダイヤルです。

  • #7119(救急安心センター事業):主に成人や全年齢の救急相談・病院案内
  • #8000(小児救急電話相談事業):15歳未満の乳幼児・子どもに特化した相談

「救急車を呼ぶほどではないかもしれないけれど不安」「今すぐ診てもらえる病院を知りたい」というときは、迷わずこれらのダイヤルを活用しましょう。

2. 大人や夜間の急病に!救急安心センター『#7119』とは

#7119の役割と3つのメリット

「#7119」は、病気やケガで「今すぐ病院に行った方がいいか」「救急車を呼んだ方がいいか」迷ったときに、専門家(医師や看護師、元救急隊員など)に相談できる電話窓口です。

主なメリットは以下の3点です。

  1. 専門家による緊急度の判定:医学的根拠に基づいて「今すぐ救急車が必要」「急いで救急病院へ行くべき」「様子見でOK」などをアドバイスしてくれます。
  2. 受診可能な医療機関の案内:今開いている近隣の医療機関を教えてもらえます。
  3. 救急車の要請へスムーズな連携:緊急性が高いと判断された場合、そのまま119番(司令課)へ電話を転送・連携してくれます。

データで見る「救急搬送」の現状

消防庁が公表している「令和5年版 救急救助の現況」のデータによると、年間の救急搬送人員の疾病程度別割合は以下のようになっています。

搬送時の区分割合主な状態
軽症(日帰り)47.3%入院を必要としない傷病
中等症(入院が必要)42.5%生命の危険はないが入院が必要
重症(危険性あり)8.4%生命の危険が高い状態
死亡・その他1.8%搬送時に死亡が確認された等

※データ出典:総務省消防庁「令和5年版 救急救助の現況」より

実に半数近くが軽症という現状があります。#7119 を利用することで、限られた救急資源を本当に必要な「重症者」へ届ける助けになります。

3. 子どもの急な発熱・ケガに!小児救急電話相談『#8000』とは

#8000の役割と相談対象者

「#8000」は、15歳未満の小児(乳幼児や子ども)の急な病気、ケガ、発熱、嘔吐などに特化した相談窓口です。

小児科の看護師や小児科医が電話に応対し、家庭での応急処置の方法や、翌朝まで様子を見て大丈夫かどうかの判断基準をアドバイスしてくれます。

赤ちゃん・子どもの受診判断の目安

子ども、特に意思表示ができない乳幼児は急な体調変化を起こしやすいものです。以下のような症状が見られる場合は、#8000 への相談、または夜間休日急患診療所の受診を検討してください。

  • 38.5度以上の発熱があり、水分が取れずぐったりしている
  • 何度も嘔吐を繰り返し、顔色が悪い
  • 誤飲(おもちゃや薬品などを飲み込んだ可能性がある)
  • 咳き込んで息苦しそうにしている、呼吸時に胸が大きく凹む

4. 【一目でわかる】『#7119』と『#8000』の比較表

どちらに掛けるべきか迷った際は、以下の比較表を参考にしてください。

項目救急安心センター『#7119』小児救急電話相談『#8000』
対象年齢主に成人(※地域により全年齢対応)15歳未満(乳幼児・子ども)
主な相談内容救急車の要請判断、医療機関の案内子どもの発熱、嘔吐、家庭での応急処置
対応者医師、看護師、相談員小児科看護師、小児科医
実施地域一部の都道府県・自治体(拡大中)全国47都道府県で実施
通話料無料(※携帯電話・固定電話の通話料は自己負担)無料(※通話料は自己負担)

※どちらか迷った場合で、対象が15歳未満のお子様であれば「#8000」、15歳以上であれば「#7119」と覚えておくとスムーズです。

5. 救急ダイヤルを利用する際の注意点と「繋がらない」時の対処法

固定電話やダイヤル回線からの連絡

「#7119」や「#8000」は、プッシュ回線の携帯電話や固定電話から利用可能です。ただし、IP電話やダイヤル回線からは繋がらない場合があります。その場合は、各自治体が用意している「03-XXXX-XXXX」などの直通(市外局番)番号へかける必要があります。

GW前に、お住まいの自治体の直通番号をスマホのメモ帳や冷蔵庫に貼っておくことを強くおすすめします。

#7119 の未導入エリアに住んでいる場合

#8000は全国で導入されていますが、#7119は一部未導入の自治体があります(順次拡大中)。未対応エリアの場合は、都道府県や市町村が独自に設置している「夜間休日救急案内」や「医療情報ネット(ナビタス)」などを確認しましょう。

Webでセルフチェックできる「全国版救急受診アプリ Q助」

電話が混み合って繋がらないときや、電話をするのが難しい状況では、消防庁が提供するWebサービス・アプリ「Q助(きゅうすけ)」が非常に便利です。

画面上の選択肢(「突然の激痛がある」「意識があるか」など)をタップしていくだけで、緊急度の判定結果(救急車を呼ぶべきか、自力で受診すべきか等)が表示されます。

6. 迷わず119番(救急車)を呼ぶべき命に関わる危険な症状

「#7119」や「#8000」は迷ったときの相談窓口です。以下のようなあきらかに生命に危険がある症状が見られる場合は、相談ダイヤルではなく直ちに「119番」で救急車を呼んでください。

  • 意識障害:視線が合わない、呼びかけに応じない、返事があやふや
  • 胸の異常:突然の激しい胸の痛み、圧迫感が続いている
  • 呼吸の異常:息ができない、顔色が明らかに悪い(紫や青白い)
  • 麻痺・ろれつ:手足に力が入らない、顔の片側が下がる、ろれつが回らない
  • 激しい頭痛:これまで経験したことがない突然の激痛

まとめ:GW前に家族全員でシェアしておこう

ゴールデンウィーク中に急な病気やケガに見舞われても、落ち着いて対処することが大切です。

  1. 子どもの急病なら『#8000』
  2. 大人の急病・救急車を呼ぶか迷ったら『#7119』
  3. 命の危険を感じたら迷わず『119番』

この3つの使い分けを覚えておくだけで、いざという時の判断が格段に早くなります。休みに入る前に、スマホの連絡先に登録しておくか、家族のLINEグループなどで共有しておきましょう。

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この記事の著者

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