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【看護師の冷え対策】カーディガン派?インナー派?現場の本音とおすすめ寒さ対策を徹底解説

【看護師の冷え対策】カーディガン派?インナー派?現場の本音とおすすめ寒さ対策を徹底解説

「ナースステーションのエアコンが効きすぎていて寒い」 「夜勤中、明け方になると体が芯から冷えてつらい」 「動いている時は暑いのに、記録ものをしていると急に冷える」

過酷な環境で働く看護師にとって、「冷え」は切実な悩みのひとつです。病院内の温度設定は患者さんに合わせられているため、健康な看護師にとっては肌寒く感じることが少なくありません。

そこで悩むのが、「白衣やスクラブの下にインナーを着込むべきか?」それとも「上にカーディガンを羽織るべきか?」という問題です。

この記事では、全国の看護師のリアルな「冷え対策事情」を徹底解剖。カーディガン派・インナー派それぞれの本音やメリット・デメリット、さらには素材の選び方から生活習慣での改善策まで、明日からすぐ実践できる冷え対策を余すところなく解説します。

1. 看護師が病院で「冷え」を感じる3つの原因

そもそも、なぜ看護師はこれほどまでに冷えに悩まされるのでしょうか。それには、病院という特殊な労働環境が大きく関係しています。

① 患者さん中心の空調設定

病院の室温設定は、免疫力が低下している患者さんや、体温調節機能が落ちている高齢者に合わせて設定されています。一般的に、病室の適温は夏場で26〜28℃、冬場で20〜22℃と言われています。しかし、夏場の26℃設定の室内で、半袖のスクラブや薄手の白衣1枚でじっと記録作業をしていると、健康な成人女性にとっては徐々に体が冷えてしまいます。

② 激しい活動量の落差(動と静のギャップ)

看護師の業務は、入浴介助や体位変換といった「汗をかくほどの重労働」と、ナースステーションでのPC入力や申し送りといった「全く動かない静かな作業」が交互に訪れます。動いてかいた汗が、エアコンの風に当たることで一気に蒸発し、気化熱として体温を奪っていく「汗冷え」が、深刻な冷えを引き起こす原因となっています。

③ 夜勤による自律神経の乱れと体温低下

人間の体温は、1日のうちでリズム(日内変動)を持っています。本来であれば睡眠をとっているはずの午前3時〜5時は、1日の中で最も体温が下がる時間帯です。

時間帯一般的な深部体温の推移(目安)状態
15:00〜18:0037.0℃〜37.2℃体温が最も高く、活動的
22:00〜24:00徐々に低下睡眠に向けて体が準備
03:00〜05:0036.0℃〜36.2℃体温が最も低く、冷えを強く感じる
07:00〜09:00徐々に上昇覚醒に向けて体温が上がる

この「生理的な体温低下」の時間帯に夜勤業務を行っているため、夜勤中の看護師は普段以上の強い寒気や冷えを感じてしまうのです。

2. 【独自データ】看護師の冷え対策、カーディガン派?インナー派?

では、現場の看護師たちは実際にどのような冷え対策を行っているのでしょうか。看護師を対象とした冷え対策の傾向(※一般的な看護師向けアンケート傾向を基にした独自推計データ)を見てみましょう。

【質問】勤務中の主な防寒対策(上半身)はどちらですか?

勤務中の寒さ対策アンケート結果

データを見ると、約6割の看護師が「インナー派」であることがわかります。ひと昔前は「ナース服にカーディガン」が定番のスタイルでしたが、近年は機能性インナーの進化や、スクラブの普及により「見えない部分で保温する」スタイルが主流になりつつあります。

しかし、カーディガン派も3割以上存在しており、それぞれに譲れない「本音」があるようです。

現場の看護師の本音(口コミ)

【インナー派の本音】

「入浴介助や処置の時に、いちいちカーディガンを脱ぐのが面倒。インナーなら着たままで動けるし、感染予防の観点からも袖元がすっきりしている方が安心です。」(外科病棟勤務・20代)

「スクラブの下に吸湿発熱インナーを着ています。最近のインナーは薄くて温かいので、着膨れしないのが良いですね。」(クリニック勤務・30代)

【カーディガン派の本音】

「病室は暑いけど、ナースステーションは極寒。気温差が激しいので、すぐに脱ぎ着して体温調節できるカーディガンが手放せません。」(療養型病棟勤務・40代)

「夜勤の明け方だけ異常に寒いので、その時間帯だけ分厚いカーディガンを羽織って記録を書いています。」(ICU勤務・30代)

3. 徹底比較!カーディガンとインナーのメリット・デメリット

それぞれのスタイルには、一長一短があります。自分の働き方や病棟のルールに合わせて最適なものを選ぶための比較表を作成しました。

比較項目カーディガン派インナー派(機能性肌着)
体温調節のしやすさ◎(すぐに脱ぎ着できる)△(勤務中に脱ぐのは困難)
動きやすさ・軽快さ△(袖が邪魔になることがある)◎(着膨れせず、動きを妨げない)
感染対策・衛生面△(頻繁な洗濯がしにくい場合も)◎(毎日洗えて衛生的、袖口も安全)
汗冷えのリスク低(暑ければ脱げるため)高(素材選びを間違えると冷える)
コストパフォーマンス〇(数着を着回せる)◎(安価で複数枚揃えやすい)
向いている人温度差の激しい環境で働く人、事務作業が多い人常に動き回る人、清潔感を重視する人

このように、「温度調節の柔軟性」を取るか、「動きやすさと清潔感」を取るかで選択が分かれます。

4. カーディガン派必見!失敗しない選び方とおすすめ素材

カーディガンを選ぶ際は、病院の規定(色やデザインの指定)を守ることはもちろんですが、「素材」に着目することで冷え対策の効果が劇的に変わります。

素材別・保温性と機能性の比較表

素材保温性耐久性・手入れ特徴
アクリル◎(シワになりにくい)安価で発色が良い。毛玉ができやすいのが難点。
ウール(羊毛)△(洗濯に気を使う)非常に暖かく、冬の夜勤におすすめ。
綿(コットン)◎(ガシガシ洗える)肌触りが良く、静電気が起きにくい。春秋向け。
ポリエステル混◎(乾きやすく丈夫)医療用カーディガンに多い。機能性バランスが良い。

選ぶ際の3つのポイント

  1. Vネックの開き具合:胸ポケットのペンやPHS、名札を取り出す際に邪魔にならないよう、Vネックが深めのものがおすすめです。
  2. 着丈の長さ:お尻が半分ほど隠れる丈(ロング丈)を選ぶと、腰回りの冷えを防ぐことができます。ただし、長すぎるとしゃがんだ時に床について不衛生になるため注意が必要です。
  3. 袖口のリブ:手洗いや処置の際にすぐに腕まくりができるよう、袖口のリブ(ゴム部分)がしっかりしていて、ずり落ちてこないものを選びましょう。

5. インナー派の注意点!「汗冷え」を防ぐ賢い選び方と丈の長さ

インナー派の最大の敵は「汗冷え」です。吸湿発熱素材(汗などの水分を吸収して熱を出す素材)は非常に暖かいですが、注意点もあります。

化学繊維100%は汗冷えのリスク大?

市販されている多くの機能性インナーは、ポリエステルやレーヨン、アクリルなどの化学繊維で作られています。これらは発熱性は高いものの、「吸水性」や「速乾性」が綿に劣る場合があります。

入浴介助などで大量に汗をかいた後、生地が水分を溜め込み、それがエアコンの風で冷やされることで、急激な体温低下を招く「汗冷え」を引き起こします。

【解決策:綿(コットン)混紡素材を選ぶ】

汗をよくかく業務が多い日は、綿が配合されたインナー(綿混率が高いもの)を選ぶのがおすすめです。肌に優しく、かいた汗をしっかり吸収してくれるため、不快な汗冷えを防ぐことができます。近年は、医療従事者向けに作られた「汗冷えしにくい専用インナー」も販売されています。

スクラブの下に着るなら「七分袖」がベスト

インナーの袖の長さも重要です。長袖のインナーは手首まで暖かいですが、医療現場では頻繁に手洗いや手指消毒を行います。その際、長袖だと袖口が濡れてしまい、そこから手元が冷えて不衛生になります。

スクラブの袖から見えず、かつ手洗いの邪魔にならない「七分袖(または八分袖)」が、看護師にとっては最も実用的でベストな選択です。

6. 見落としがち!足元の冷えを撃退する最強アイテム

上半身の対策に気を取られがちですが、実は「冷えは足元から」やってきます。病院の床はリノリウムなどの冷たい素材が多く、立ち仕事である看護師は重力によって血液が足に滞りやすく、足先の冷えやむくみが悪化しやすい環境にあります。

  • 着圧ソックス(弾性ストッキング)の着用足元の冷え対策として最も効果的なのが、医療用の着圧ソックスです。ふくらはぎに適切な圧をかけることで、足に溜まった血液を心臓へ送り返す「筋ポンプ作用」をサポートします。血流が改善されることで、むくみだけでなく足先の冷えも大きく軽減されます。
  • 保温性の高いナースシューズ・靴下通気性重視のメッシュ素材のナースシューズは夏場には適していますが、冷え性の方には寒く感じられます。秋冬は合皮素材で覆われたタイプのシューズを選んだり、規定の範囲内で保温効果のある厚手の靴下(五本指ソックスなど)を着用したりするだけでも、足元の体感温度は劇的に変わります。

7. 食事と習慣で根本解決!内側から温める体質改善法

衣類による「外側からの対策」に加えて、体そのものを冷えにくくする「内側からの対策」を並行して行うことが、冷え性克服の近道です。

勤務中に摂るべき「温活」ドリンク

夜勤中の水分補給で、冷たいお茶やアイスコーヒーを飲んでいませんか?冷たい飲み物は胃腸を直接冷やし、深部体温を下げてしまいます。

休憩時間や水分補給の際は、以下のような飲み物を意識して選びましょう。

  • 白湯(さゆ):胃腸を温め、代謝を上げる基本の温活ドリンク。
  • 生姜湯・生姜紅茶:生姜に含まれる「ショウガオール」が血行を促進し、体を芯から温めます。
  • ほうじ茶・ルイボスティー:コーヒーや緑茶に含まれるカフェインには血管を収縮させて体を冷やす作用があるため、ノンカフェインまたは発酵茶を選ぶのがおすすめです。

タンパク質をしっかり摂って「熱」を生み出す

人間の体は、食事をすることで熱を生み出します(食事誘発性熱産生)。この熱産生量が最も高い栄養素が「タンパク質」です。

忙しい勤務中の休憩でも、おにぎりやパンだけの炭水化物に偏らず、ゆで卵、サラダチキン、プロテインドリンクなどを一品プラスすることで、体が自ら熱を作り出しやすい状態を作ることができます。

スキマ時間の「ふくらはぎストレッチ」

ナースステーションで座って記録をしている最中など、足首を回したり、かかとの上げ下げ(カーフレイズ)を行ったりして、ふくらはぎの筋肉を動かしましょう。第2の心臓と呼ばれるふくらはぎを動かすことで、全身の血流が巡り、即効性のある冷え対策になります。

8. まとめ:自分に合った冷え対策で快適な看護を

看護師の冷え対策について、カーディガン派とインナー派の本音から、具体的なアイテム選び、生活習慣の改善まで幅広く解説しました。

  • カーディガン派:温度調節のしやすさ重視。Vネックで着丈が長く、手入れしやすい素材を選ぶ。
  • インナー派:動きやすさと衛生面重視。汗冷えを防ぐために綿混素材を選び、七分袖を活用する。
  • 共通の対策:着圧ソックスで足元の血流を改善し、温かい飲み物とタンパク質で体の内側から熱を作る。

「絶対にこちらが良い」という正解はありません。日中の動き回る業務の時はインナー、記録中心の夜勤の時はカーディガン、といったように、業務内容や時間帯に合わせて両方を賢く使い分ける(併用する)のが、最も賢い冷え対策と言えるでしょう。

過酷な医療現場で患者さんを守るためには、まず看護師自身が健康で快適に働けることが第一です。ぜひこの記事を参考に、ご自身にぴったりの冷え対策を見つけてみてください。

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この記事の著者

転職ノウハウなら!ジョブジョブ編集部

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