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【志望動機】「障がい者への偏見をなくしたい」生活支援員を選んだ理由とリアルなやりがい

【志望動機】「障がい者への偏見をなくしたい」私が生活支援員を選んだ理由とリアルなやりがい

この記事にたどり着いたあなたは、きっと「生活支援員」という仕事に興味を持っていたり、福祉の世界に飛び込むべきか悩んでいたりするのではないでしょうか。あるいは、日常の中で障がいを持つ方に対する世間の冷たい視線や「偏見」に触れ、もどかしい思いを抱えているのかもしれません。

「障がいを持つ人への偏見をなくしたい」――。 それは、私が生活支援員という仕事を選ぶきっかけとなった、一番根底にある強い想いです。

街中で障がいのある方を見かけたとき、思わず目を背けてしまう人。理解不足からくる心無い言葉。そうした見えない壁や偏見は、今の社会にまだ根強く残っています。私はそうした壁を壊し、誰もが自分らしく生きられる社会を作りたいと思い、未経験から福祉業界に飛び込みました。

本記事では、「障がいへの偏見をなくしたい」という想いを抱いていた私が、なぜ数ある職業の中から「生活支援員」を選んだのか、その理由と実際の現場で感じるやりがい、そして仕事のリアルな実態について詳しくお伝えします。

生活支援員への就職・転職を考えている方や、福祉の現場に興味がある方にとって、背中を押す一つのきっかけになれば幸いです。

1. 障がいを持つ人への「偏見」に気づいた原体験

私が生活支援員を目指すようになった原点は、日常のふとした瞬間に感じた「社会の違和感」でした。ここでは、私が障がいを持つ方への偏見を強く意識するようになったきっかけをお話しします。

日常生活の中で感じた違和感

ある日の電車内での出来事です。知的障がいがあると思われる方が、少し大きな声を出しながら電車に乗ってきました。パニックになっているわけではなく、ただ自分の感情を表現しているだけのようでした。しかし、周囲の乗客の反応は冷ややかなものでした。露骨に顔をしかめる人、慌てて席を立って車両を移動する人、ヒソヒソと耳打ちをする人……。

その光景を目の当たりにしたとき、私は胸が締め付けられるような悲しさと同時に、強い憤りを覚えました。「ただ少し表現方法が違うだけなのに、なぜこれほどまでに避けられなければならないのか」と。そして、私自身もその場で何もできず、ただ見ているだけだったことに激しい自己嫌悪を抱きました。この出来事が、私が「障がいへの偏見」と正面から向き合おうと決意した最初のきっかけです。

「知らないこと」が生み出す社会の壁

なぜ、人は障がいを持つ人に対して距離を置いてしまうのでしょうか。関連書籍を読んだり、実際に福祉のボランティアに参加したりする中で、私は一つの答えにたどり着きました。それは、「悪意」があるからではなく、「知らないから」だということです。

人間は、未知のものや理解できない行動に対して、本能的に恐怖や警戒心を抱く生き物です。障がい特性による行動(突然声を出してしまう、同じ動作を繰り返すなど)の理由を知らなければ、「怖い」「関わらない方がいい」と自己防衛に走ってしまうのは、ある意味で自然な心理反応なのかもしれません。

つまり、偏見をなくすためには、まず社会全体が「知る」こと、そして「触れ合う機会を持つこと」が絶対的に必要なのだと確信しました。

2. なぜ数ある福祉職から「生活支援員」を選んだのか?

偏見をなくすために行動したいと考えた私は、福祉業界への転職を決意しました。しかし、福祉職と一口に言っても、介護職員、社会福祉士、精神保健福祉士など、さまざまな職種があります。その中で私が「生活支援員」を選んだ理由をお伝えします。

利用者さんに一番近い距離で伴走できる魅力

生活支援員は、障がいのある方の日常生活や社会参加をダイレクトにサポートする仕事です。食事や入浴の介助といった身体的なケアだけでなく、一緒に作業をしたり、レクリエーションを楽しんだり、悩み相談に乗ったりと、支援の幅が非常に広いのが特徴です。

私は、制度の枠組みを作る行政職や、相談業務を主とする職種ではなく、利用者さんの「日々の生活」そのものに一番近い場所で寄り添いたいと考えました。毎日顔を合わせ、その日の体調や気分の変化を感じ取り、一緒に笑い、時に一緒に悩む。そんな泥臭くも温かい関係性の中でこそ、本当の意味での「相互理解」が生まれると信じたからです。

「支援する」のではなく「共に生きる」実感

生活支援員の仕事について学ぶ中で強く惹かれたのは、「自立に向けた支援」という視点です。何でもかんでも手伝ってしまうのは、本当の支援ではありません。利用者さんが自分でできることは自分で行い、難しい部分だけをそっとサポートする。その人らしい人生を送るための「黒衣(くろこ)」に徹する姿勢に感銘を受けました。

「支援してあげる」という上から目線ではなく、同じ人間として「共に生きる」「伴走する」という対等な関係性が、私が理想とする社会のあり方と完全に一致していたのです。

未経験・無資格からでも挑戦できる間口の広さ

現実的な理由として、生活支援員は「未経験・無資格」からでも挑戦しやすい職種であったことも大きな決め手でした。もちろん、社会福祉士や介護福祉士などの資格があれば有利ですが、多くの施設では資格を持たない未経験者の採用も積極的に行っています。

「今すぐ現場に入って、自分の目で見て、肌で感じたい」という強い焦燥感に似た思いを抱えていた私にとって、熱意と人柄を評価して採用してくれる生活支援員の入り口の広さは非常に魅力的でした。(※現在は働きながら実務経験を積み、資格取得を目指しています)

3. 【比較表】生活支援員の具体的な仕事内容と役割

生活支援員が働く場所は多岐にわたります。施設の種類によって仕事内容が大きく異なるため、ここでは代表的な施設形態ごとの特徴と、1日のスケジュール例をまとめました。

施設形態による仕事内容の違い

働く場所によって、利用者さんの障がい程度や支援の目的が変わります。

施設形態主な目的・特徴生活支援員の主な仕事内容
入所施設常に介護が必要な方が生活する場食事・入浴・排泄介助など身体介護が中心。夜勤があることが多い。
就労移行支援一般企業への就労を目指す方のサポートビジネスマナー講座、パソコン指導、面接練習、履歴書添削、就職後の定着支援など。
就労継続支援(A型/B型)一般就労が困難な方に働く場を提供軽作業(内職、清掃、農作業など)の指導・サポート、体調管理、生活リズムの調整。
グループホーム地域で共同生活を送るための住居朝夕の食事作り、掃除、金銭管理の助言、相談相手など。家庭的な雰囲気での支援。

私が現在働いているのは「就労継続支援B型」の事業所です。ここでは身体的な介助よりも、利用者さんが楽しく作業に取り組み、社会との繋がりを持てるような精神的なサポートや作業指導がメインとなります。

とある生活支援員の1日のスケジュール例

就労継続支援B型事業所で働く私の、一般的な1日の流れをご紹介します。

  • 08:30|出勤・朝礼(スタッフ間で当日の利用者さんの情報共有)
  • 09:00|利用者さんのお迎え・バイタルチェック(体温・血圧測定、気分の確認)
  • 10:00|朝礼・午前の作業開始(軽作業のサポート、集中力の維持などへの声かけ)
  • 12:00|お昼休憩(利用者さんと一緒に食事をとりながらコミュニケーションを図る)
  • 13:00|午後の作業開始(必要に応じて作業内容の変更や、休憩を促す)
  • 15:00|作業終了・片付け・帰りの会
  • 15:30|利用者さんのお見送り
  • 16:00|記録業務(支援記録の作成、日報の記入)
  • 17:00|終礼・明日の準備
  • 17:30|退勤

夜勤がなく、生活リズムを整えやすいのも、この施設形態の特徴です。

4. 働いてわかった!生活支援員のリアルな「やりがい」と「大変さ」

理想を抱いて飛び込んだ世界ですが、現場は綺麗事だけでは回りません。ここでは、実際に働いてみて感じる「リアル」を包み隠さずお伝えします。

【やりがい】小さな成長と笑顔を共に喜べる瞬間

この仕事の最大のやりがいは、利用者さんの「できた!」という瞬間に立ち会えることです。

昨日までうまく袋詰めができなかった方が、道具の配置を工夫したことで今日スムーズにできるようになった。いつも俯いていた方が、自分から「おはよう」と挨拶してくれた。そんな、健常者にとっては些細に見えるかもしれない一つひとつの小さな成長が、現場では涙が出るほど嬉しい出来事になります。

また、利用者さんの純粋な笑顔や、「ありがとう」という真っ直ぐな言葉に救われる日々です。偏見をなくしたいと思って始めた仕事ですが、気がつけば私自身が利用者さんから多くの元気と「人として大切なこと」を教わっています。

【大変さ】意思疎通の難しさと体力的な負担

一方で、大変なことも少なくありません。特に苦労するのは「コミュニケーションの壁」です。

言葉で自分の感情や体調を伝えるのが苦手な利用者さんの場合、ちょっとした体調不良や不満が、突然の不機嫌やパニックといった形で表れることがあります。何が原因なのか、どうしてほしいのかを表情やわずかな仕草から汲み取るには、深い観察力と経験が必要です。自分の支援が正しかったのか、自己嫌悪に陥る日も何度もありました。

また、入所施設などでは身体介護が伴うため、腰痛などの身体的トラブルを抱えるスタッフもいます。精神的にも肉体的にもタフさが求められる仕事であることは間違いありません。

5. 障がい者への偏見をなくすために、現場からできること

生活支援員として働く中で、「偏見をなくす」という私の目標に対して、どのようなアプローチができるのかが見えてきました。

地域社会との「架け橋」になる

施設の中だけで支援を完結させるのではなく、利用者さんが地域社会と関わる機会を増やすことが非常に重要です。

例えば、事業所で作ったクッキーや雑貨を地域のイベントで販売したり、公園の清掃ボランティアに利用者さんと一緒に参加したりしています。地域の方々が利用者さんと直接言葉を交わし、一生懸命に活動する姿を見ることで、「よくわからない怖い存在」から「同じ地域で暮らす隣人」へと意識が変わっていくのを肌で感じています。

生活支援員は、障がいを持つ方と社会とを繋ぐ「架け橋」としての役割を担っているのです。

発信し、知ってもらうことの重要性

現場で働く私たちが、障がいのある方のリアルな姿や魅力、そして仕事のやりがいを発信していくことも重要です。

「障がい者=かわいそうな人、助けが必要な人」というステレオタイプな見方ではなく、「ユーモアがあって、得意なことがあって、時に失敗もする、私たちと同じ人間である」という事実を、言葉や文章にして伝えていくこと。この記事を書いているのも、その活動の一環です。現場からの地道な発信が、社会の偏見のフィルターを少しずつ外していく力になると信じています。

6. まとめ:生活支援員は「社会の当たり前」を創る仕事

「障がいを持つ人への偏見をなくしたい」――その想いから選んだ生活支援員という仕事は、決して楽な道のりではありません。しかし、それ以上に得られる感動や、人間としての成長がある素晴らしい職業です。

障がいのあるなしに関わらず、誰もが尊重され、自分らしく生きられる社会。それは決して夢物語ではなく、私たち生活支援員が日々の支援を通じて、一つずつ積み上げていく「未来の当たり前」です。

もしあなたが今、福祉の道へ進むことを迷っているなら、ぜひ思い切って飛び込んでみてください。あなたのその優しさと「社会を変えたい」という想いを必要としている人が、現場には必ずいます。この記事が、あなたの新たな一歩を踏み出す勇気になれば心から嬉しく思います。

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この記事の著者

転職ノウハウなら!ジョブジョブ編集部

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