多職種連携・多職種協働で大切な3つのこと|チーム医療との違いや成功のポイントを徹底解説
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理学療法士(PT)としてキャリアを進めるなかで、多くの人が直面するのが「病院(医療分野)」と「介護施設(介護・福祉分野)」のどちらで働くべきかという選択です。
「病院のほうが最先端の医療に関われそうだけど、給料はどう違う?」 「介護施設は夜勤がないと聞くけれど、実際の業務や年収はどうなの?」
このような疑問を持つ方も少なくありません。実は、病院と介護施設では、対象となる「患者・利用者」の目的が異なるため、日々の業務内容や働き方、そして給料の仕組みに明確な違いがあります。
この記事では、病院と介護施設で働く理学療法士の「働き方」と「給料・年収」の違いを徹底的に比較・解説します。
目次
病院と介護施設における最も大きな違いは、リハビリテーションの目的(ゴール設定)と対象者の呼び方にあります。
病院は「マイナスからゼロ、あるいはプラスへ戻す場所」であるのに対し、介護施設は「現在の状態をできるだけ長くキープし、その人らしい生活を支える場所」という役割の違いがあります。
病院での勤務は、その病院がどの「病床(フェーズ)」をメインにしているかによって業務が大きく変わります。
| 病院のタイプ | 主な役割と業務内容 |
| 急性期病院 | 発症や手術の直後から介入。リスク管理を徹底しながら、早期離床や合併症予防のためのリハビリを行います。1人あたりの介入期間は短めです。 |
| 回復期リハビリテーション病院 | 在宅復帰に向けて、1日に最大3時間(9単位)の集中的なリハビリを実施。日常生活動作(歩く、入浴する、トイレに行くなど)の実践的な訓練を行います。 |
| 療養型病院(慢性期) | 症状が安定したものの、引き続き医療的ケアが必要な患者が対象。機能維持や拘縮(関節が固まること)の予防が中心となります。 |
介護施設での勤務は、通所型か入所型か、あるいは訪問型かによって異なりますが、基本的には「生活に直結したリハビリ」を行います。
最も気になる「お金」の話について、具体的なデータをもとに比較していきます。
厚生労働省の各種調査やリハビリ職専門の求人動向をまとめると、病院と介護施設の平均的な給与事情には以下のような傾向と特徴があります。
一般的に、理学療法士全体の平均年収は約430万円前後(平均年齢35歳前後)とされていますが、職場によって内訳や総額に差が生まれます。
| 項目 | 病院(医療法人など) | 介護施設(老健・デイケア等) | 訪問リハビリ(事業所) |
| 平均月給 | 約25万〜32万円 | 約26万〜33万円 | 約28万〜38万円 |
| 賞与(ボーナス) | 年2回(3〜4ヶ月分)※比較的安定 | 年2回(2〜3.5ヶ月分) | 経営状況やインセンティブによる |
| 想定平均年収 | 約380万〜450万円 | 約400万〜470万円 | 約430万〜550万円 |
| 特徴 | 基本給は標準的。経営が安定しており、賞与の支給実績が手厚い傾向。 | 国の処遇改善加算などの影響で、手当が充実し月給が高めになる傾向。 | 「1件訪問につき〇〇円」といったインセンティブ(歩合制)で高年収を狙える。 |
「基本給」のベース自体は、病院のほうが若いうちから段階的に上がりやすい仕組み(俸給表など)を取り入れているところが多いです。しかし、近年の国の政策により、介護施設勤務のメリットが強まっています。
介護職員等処遇改善加算の動向
国は介護業界の人材不足を解消するため、「処遇改善加算」の制度を年々強化しています。これにより、介護施設や訪問リハビリに所属する理学療法士にも「手当」の形で毎月の給与が上乗せされるケースが増えており、結果として**「基本給+手当」の総月給では介護施設のほうが病院を上回る逆転現象**が珍しくなくなっています。
ただし、病院でも「リハビリテーション実施手当」などがつく場合があるほか、夜勤のある病棟(ごく稀にPTが夜勤や当直を行う病院もあります)や、残業代がしっかり支給される大規模病院では、賞与総額の高さから病院のほうが年収が高くなることもあります。
それぞれの特徴を踏まえ、あなたがどちらの職場に向いているかをチェックしてみましょう。
病院を選ぶにせよ、介護施設を選ぶにせよ、理学療法士がさらに収入を上げていくための共通のルートが存在します。以下の3つのアプローチが効果的です。
病院と介護施設における理学療法士の働き方と給料の違いについて解説してきました。
どちらが良い・悪いということは決してありません。
「今は技術を磨く時期なのか」「ライフステージが変わって働き方を見直す時期なのか」など、あなた自身の現在のフェーズと将来のキャリアビジョンに合わせて、最適な職場を見極めていきましょう。
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